老人

履歴書の写真は以前カメラのキタムラで撮ってもらったのが残っていたのだが、あまりにも人相が悪いので自分で撮った。発色がナチュラルでないが、キタムラの写真よりだいぶマシだと思う。


ただ気になるのはシャツとネクタイだ。シャツはここ3日くらい着ているもので、私が持ってる半袖の中ではいちばん地味なやつ。あとは黄色と赤とピンクなので履歴書には向かない。ネクタイは無地がよかったのだが、無地は葬式用(といっても私は「式」と名の付くものにはまず出なくて葬式も例外でないのだけど)の黒しかなくて、柄物もこれ1本だけだった。自分で買った記憶がないし、着用した記憶もない。なぜあるのかわからないネクタイだが、シャツとの相性は悪くないと思えた。
が、そう思えてしまう自分の感性がいまいち信用できない。すごいダサい組み合わせかもしれないし、そもそもこんなカジュアルなボタンダウンにネクタイするのが間違っているのかもしれない。といって、1枚しかない長袖のワイシャツを撮影のためだけに着るのはもったいない。
そんなことを思いながら撮ったのだが、自分のポートレートを見ていつも思うのは「老けたなぁ」ということである。もう認めざるを得ない。私は老人である。

老人は、きのうは職場のロッカーを片付けに行った。もうほんとに最後である。A駅前から病院行きのバスは出たばかりだったので池袋行きに乗って川越街道の最寄りのバス停で下りた。すると、老人の10メートルほど前を通勤途上の「あのコ」が歩いているではないか。下車してから、荷物入れのために持参したリュックに腕を通すあいだに老人の鼻先を通り過ぎたのかもしれない。だったら自分が後ろを歩いているのを知ってるのかなぁ、とか思いながら老人はふつうに歩いて、信号待ちの交差点で彼女といっしょになる。で、怪物患者のことなど歩きながらふつうにおしゃべり。それから、ふつうにお別れ。ふつうばかりで淋しいが、最後に会えたのはよかったのかな、と老人は思う。


さて、これが出来てきた履歴書用写真です。Lサイズ版に3つプリントされて200円です。安いけど色が悪すぎだね。使えないかも。元画像の発色がナチュラルでないのだからしょうがないかな? まず、クリーム色の壁が灰黄色(かいこうしょく)になってるし額縁が写っちゃってるしで背景がだめ。ホワイトバランスをプリセットするなりして撮り直せばいいのだろうか。気が向いたらやってみよう。

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