コゲチャワタカラカサタケの胞子

成熟した胞子は紡錘形、平滑。本来は無色だが、メルツァー液に浸すと偽アミロイド反応を示し、赤っぽく染まる。胞子サイズは右上の1個だけ測ってみた。19.1 x 4.8 µmだった。スイスの図鑑のLepiota ventriososporaの項では17.8-22.4 x 4.2-5.4 µmと記されている。
下の写真は未熟な胞子。このきのこは、傘が開いていても胞子が未熟なことがある。未熟な胞子は楕円形で、成熟胞子に比べるとサイズもずっと小さい。上の写真と縮小率を同じにしてあるので見比べていただきたい。
下の写真の中央右上と中央左下には、まもなく紡錘形にならんとする大きめの胞子も見える。


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