オオズキンカブリタケの胞子

子嚢には通常2個の胞子が入っている。周りに散らばっている胞子は子嚢から飛び出たものだ。子嚢の先端が蓋を開けるようにパカッと開き、そこから胞子が外へ出て行く。
胞子サイズは横着して測ってないのだが、「きのこ雑記」の浅井郁夫さんによると、70〜94×18〜24マイクロメートルとのこと。70マイクロメートルという長さは、ミリメートルに換算すると0.07ミリで、きのこの胞子としては「馬鹿でかい」といって過言でない。顕微鏡を使わなくともルーペがあれば見えるんじゃなかろうか。
胞子表面には部分的に微小なイボ状突起があるように見える。

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