シワナシキオキナタケ
Bolbitius vitellinus
2002.05.15 さいたま市秋ケ瀬公園で
キオキナタケのなかで傘にしわのできないタイプをシワナシキオキナタケという。キオキナタケに比べて傘の黄色が鮮やかだ。
欧米ではキオキナよりも、このしわなしタイプのほうがふつうらしく、ネット上でも写真をよく見かける。
学名は、しわなしタイプのほうがBolbitius vitellinus、しわありタイプのほうがBolbitius
vitellinus var. variicolorで、しわありはしわなしの変種とされている。日本ではしわありタイプのほうをよく見かける。
この種は個体差のバリエーションに富んでおり、しわなしだかしわありだか判別しにくいものもある。ようするに「しわがあってもしわがなくても、色が黄色でもオリーブ色でも、全部キオキナタケでいいんじゃないかな」と私は思っている。
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