シロノハイイロシメジ
Clitocybe robusta Pk.


2001.11.9 さいたま市で

キシメジ科カヤタケ属に属する中〜大型のきのこ。竹とツバキの混じった木立に数十本が群生していた。樹種にはあまり関係なく、広葉樹の落ち葉の厚く積もった場所に出やすいように思える。指でひょいとつまみ上げれば簡単に抜け、根元に落ち葉がたくさん付いてくる。
数少ない晩秋のきのこのなかでは目立つ存在だが、食べておいしいきのこではない。きのこらしい歯触りは楽しめるものの、うま味はまったくないし、わずかにクセがある。
大小10本ほどを採取し、デジタルノギスで実測したサイズは、傘径55〜115mm、傘の厚み20〜30mm程度、柄の長さ50〜80mm程度、柄の太さは頂部で13〜19mm、基部で22〜32mm、全長は70〜110mm程度。


胞子

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