ヌメリササタケ
Cortinarius pseudosalor J. E. Lange


2001.08.15 富士山で

標高の高い山では8月の中旬から、里山では秋口から見られる中型の食菌。傘は径30-80mm、表面はいちじるしい粘液でおおわれ、オリーブ褐色〜灰褐色、中央部は農色、周辺はややライラック色をおびる。肉は傘では肌色をおび、柄では紫色をおびる。柄は60-120 x 10-20mm、淡い青紫色をおび、粘液でおおわれる。幼菌時には同色の鱗片が柄の全体をおおっているが、成菌になって鱗片の落ちた部分では縦の繊維紋が目立つようになり、色もやや白っぽくなる。広葉樹林にも針葉樹林にも発生。食用になる。

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