アカモミタケ
Lactarius laeticolorus (Imai) Imaz.


2000.10.15 山梨県丹波山村で

これは去年撮った幼菌。暗かったのでピントが甘いが、アカモミタケを撮った写真のなかではマシなほうだ。
オムレツなど、つぶして料理するぶんには幼菌でも成菌でもかまわないが、見栄えを生かし、大根おろしと和えて食べたりするときなどには一口サイズの幼菌がおいしい。ぼそぼそした食感のベニタケのなかでは歯触り・舌触りもよく、喉ごしもなめらか。うま味もあり、わりとおいしいきのこだと思う。
湿時粘性があり、落ち葉や土などが付きやすく、乾いてしまうとそうしたゴミが貼り付いて取りにくいのが玉に瑕だ。後処理をらくにするには、採取したときに石突きやゴミを落としておくことが肝心。

Home   和名索引   学名索引