孔の内側に見える針のような細胞が側シスチジアである。
半乾きにした管孔部分をブロック状に切り出し、孔口面を切り落としてから薄くスライスした。保育社の「原色日本新菌類図鑑�U」には「側シスチジアは縁シスチジアに似るが、頂部は一般に細長く伸びている」とある。わずかに類円錐形といったところか。基部が細まっていれば狭紡錘形とか表現されるのだろうが、基部の形状は確認できなかった。
下の写真は、管孔の内側のクローズアップ。