ニガイグチモドキの縁シスチジア

孔口面をカミソリで薄くそぎ、孔と孔の間の縁に焦点をあてた(上の写真)。手の指のような形の突起がいくつも群れなしている。これが縁シスチジア。保育社の「原色日本新菌類図鑑U」には「縁シスチジアは20〜50×5〜7.5µm、狭紡錘形〜類円柱形」とある。根元まで見れなかったので紡錘形は確認できなかったのだが、たしかに真ん中辺が少し膨らんでるのはあった。
下の写真は管孔をピンセットで剥ぎ取り、その孔口側の先端を覗いたもの。だいたい類円柱形という感じ。


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