ヒゴノセイタカイグチの胞子

ヒゴノセイタカイグチは、「原色日本新菌類図鑑」など国内図鑑ではキクバナイグチ属(Boletellus)に分類されているが、海外の図鑑ではAustroboletusという小さな属に分類されることもある。Austroboletusは、胞子の表面が"pitted"である点が特徴という。"pitted"とは「あばたのある」とか「小孔のある」とかいう意味だ。上の写真は輪郭に焦点を合わせているので孔が目立たないが、あばたづらの感じは出ていると思う。
下のぼやぼや写真はあまり載せたくなかったのだが、pitted云々と書いてしまった以上は、やはり載せておくべきだろう。ピントを表面にもってくると、こんな孔のようなものが見える。


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