チチタケ１

全国区では大して人気がありませんが、栃木では大人気のチチタケです。どちらかというと夏のキノコですが、秋にも出ています。栃木に近い奥会津地方でも根強い人気があるようです。
夏から秋のキノコ狩りシーズンにかけて、塩原から奥会津へ至る街道沿いに「チダケそば」の看板を目にします。チチタケを入れた熱いそばには、出汁の利いた独特の風味があります。
簡単にできるチダケそばの作り方を紹介しましょう。
用意するものは、チチタケ、ナス、そば、つゆの素（あるいは醤油とみりん）、油、これだけです。そばは一袋ン十円売ってるやつ、つゆの素は瓶で売ってるやつです（ほんとはチチタケだけで出汁をとるほうが正道かもね）。どちらもスーパーやコンビニで買えると思います。
まず、輪切りにしたナスと適当に割いたチチタケを油で炒めます。そこへつゆの素で味付けし、お湯を入れてしばらく煮ます。最後にそばを入れて出来上がり。簡単だよね。
なお、炒めて味付けしたチチタケとナスは、酒のつまみとしてもイケるようです。