アカヤマタケ
Hygrocybe conica (Scop.:Fr.) Kummer


08 August, 1999 富士山で

夏から秋に出るきのこ。これを食う人はあまりいない。
去年の10月6日、一ノ瀬高原キャンプ場(山梨県塩山市)でキノコ鍋をした折、たまたま焚き火のそばにアカヤマタケが二本だけ生えていたので、抜いて鍋に放り込んだ。キノコ鍋は具の種類が多いほどおいしいのである。
で、その二本のうちの一本がたまたま私の皿に入った。煮ると赤みは白に変わり、黒ずんだ部分は黒のままである。黒いしみのある白いキノコという感じだ。期待もせずに口に放り込むと、まったく癖はなく、しゃきっとした歯触りがする。なかなかおいしいきのこだと思った。
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